今回は脳下垂体について少し真面目に書いていこうと思います。
私が調べた事なので何の根拠も知識もありませんが、参考になると嬉しいです。
脳下垂体は、字の通り脳の下に垂れ下がった位置にあり、身体全体のホルモンの働きを司っています。脳とは別になっていて、両目の視神経が側を通っています。
そこに腫瘍ができることがあります。その腫瘍は、ほとんどが良性であることが多いそうです。
その良性腫瘍の中にも様々なパターンがあるらしいのですが、父ちゃんの場合は、血液検査の結果『非機能性下垂体腺腫』というホルモンの生産を抑えられてしまうタイプでした。反対にホルモンを異様に分泌してしまうタイプもあるそうです。
しかし、ホルモンバランスが崩れていることにはなかなか気づきにくく、大きくなった腫瘍が視神経に触れるようになり脳内で神経を圧迫してしまうと、視野に障害がでます。このタイプのものは、視野の異常で発覚することが多いそうです。
初めて聞いた言葉でしたが、両耳半盲(りょうじはんぼう)という目の障害になっているそうです。全盲はよく聞きますが、この場合は両目の外側の視野が見えていない状態なのです。
手術で腫瘍を取り除くと圧迫が無くなり、視野の障害がなくなると言われました。そのために手術が終わるまでは、車の運転や一人歩きに気を付けるように言われました。
それだけならいいのですが、ホルモンの分泌にも影響しているのです。ホルモンは目に見えないから難しいのです。
医師の話を聞くだけでは、頭の中からすぐに忘れてしまうので何度も調べて叩き込みました。
大人になっても成長ホルモンは必要で、基本の数値より低くなると体に良くないらしいです。そのホルモンについてはまた書きたいと思います。