右目の右側半分、左目の左側半分が見えていない状態。
父ちゃんの視界が悪い事で車の運転が出来なくなり、会社への出勤も車なので、毎日通勤すると私の送り迎えが大変になる。
という事で、父ちゃんの会社は製造業でコロナでもリモートワークをしている社員は一人もいない状況でしたが、会社と交渉して週３回のリモートワークをさせてもらえる事になりました。
これで少し負担が少なくなり、しかも父ちゃんが家にいてくれるので郵便物の受け取りや子供達の下校に合わせて買い物から帰ってこないといけないなどの時間拘束もなくなりました。
父ちゃんの業務は、製造現場の管理とお客や仕入先との連絡が主らしいので、会社からのPCとスマホで業務が出来るみたいです。
実際、週に２回は出勤するので、そこで現場確認や会議は調整して、部下の方からの連絡は都度と夕方に毎日報告の電話が来ていました。
余談ですが、リモートワークをして父ちゃん自身も子供達の登下校、習い事についてもとても理解してもらえるようになりました。特にうちの場合、習い事は全て私の送り迎えになるので、長男の保育園の送り迎えから始まり、15時くらいからは毎日ちょこちょこと車で送迎する毎日を見て、大変なんだって感じてくれたみたいです。
そして子供達への関心も昔と比べると高くなり、発表会は元々参加していましたが、全ての授業参観に参加するようになったりしています。
私との時間も人生で一番長く、朝からずっと一緒に居る事が増えて、今まで子供達の世話で夫婦の会話なんてしている暇がありませんでしたが、日中に会話する事も増えて、早めの老後生活みたいな感じになっていました。子供達の話や会社での話、今後、節約父ちゃんになっていく礎がこの時期から始まっていく事になるのですが、病気という良くはない事がきっかけで、人生について見つめ直すとても良い機会になった事は間違いありません。
